
リフォームや内装工事を検討して、複数の会社から見積を取ったら金額が全然違った。
そんな経験がある方もいると思います。
建築工事の見積は、単純に「施工する面積×単価」だけで決まるものではありません。
今回は、実際に工事の見積を作る際に、私たちがどんなところを確認しているのかをご紹介します。
まずは工事する量を確認
見積の基本になるのは、どのくらいの工事をするのかです。
例えば壁紙を張り替える場合なら、壁や天井の面積を確認します。
間仕切り壁を作るなら、壁の長さや高さ、使用する材料などを確認します。
図面があれば図面から数量を拾いますが、既存建物の場合は図面だけでは分からないことも多いため、現場で寸法や状態を確認することもあります。
材料だけでなく「何人で何日かかるか」
工事には材料費だけでなく、施工する職人の費用も必要です。
ここで重要なのが、何人で何日かかる工事なのかということです。
同じ面積でも、何もない広い部屋で施工する場合と、家具や設備がある場所で施工する場合では作業効率が違います。
材料の加工が多い場所や細かな納まりが必要な場所も、施工時間が長くなることがあります。
そのため、面積だけでは工事費を判断できません。
現場までどうやって材料を運ぶ?
材料の搬入条件も見積に関係します。
車を現場の近くに停められるのか、階段で材料を運ぶのか、エレベーターを使用できるのか。
店舗やビルでは、搬入できる時間が決められていることもあります。
大きな材料を使用する場合には、そもそも建物の中へ搬入できるかという確認も必要です。
施工そのものだけでなく、工事を始めるまでに必要な作業も含めて考えるのが実際の見積です。
養生や撤去、処分も工事の一部
完成すると見えなくなってしまいますが、工事前の養生も重要です。
既存の床や壁、家具などを傷つけないように保護してから作業を始めます。
改修工事なら既存部分の撤去もあり、撤去した材料を搬出して処分する必要もあります。
こうした作業も工事費の中に含まれます。
現場の状態によって追加の作業が必要なことも
特にリフォームや改修工事では、実際に解体してみないと分からない部分があります。
例えば床材を剥がしてみたら下地が傷んでいた、壁を開けたら補修が必要だった、ということもあります。
事前に確認できるところは確認しますが、既存建物ではすべてを完全に把握することは難しい場合もあります。
だからこそ、見積の段階で「確認できていること」と「工事を始めてから確認すること」を整理しておくことが大切です。
金額だけでなく「何が入っているか」を見る
工事の見積を比較するときは、合計金額だけを見るのではなく、その金額に何が含まれているのかを確認することも重要です。
一見安く見えても、撤去・処分・養生などが別途になっている場合もあります。
反対に、必要な作業まで含めて計算しているため、最初の金額が高く見えることもあります。
見積は単なる価格表ではなく、「どんな工事をするのか」を整理したものでもあります。
当社では、さいたま市をはじめ埼玉県・東京都など関東エリアで、店舗・オフィス・戸建て住宅などの内装・リフォーム工事に対応しています。
図面や現場の状況を確認しながら、必要な材料や作業内容を整理し、それぞれの現場に合わせた工事をご提案しています。


