
店舗の新装や改装工事では、図面を見てそのまま工事を始められるわけではありません。
実際の現場では、工事を始める前に確認しておかなければならないことが数多くあります。
壁や天井、床だけでなく、電気・空調・給排水・建具なども関係するため、最初の確認と段取りが工事全体を左右します。
今回は、実際に店舗内装工事を進める際に、どのようなところを確認しているのかをご紹介します。
まずは現場と図面を照らし合わせる
最初に行うのが、図面と実際の現場の確認です。
図面には寸法や間取りが記載されていますが、既存建物の改装では、実際の寸法や状態が図面と完全に一致しているとは限りません。
壁の位置、天井の高さ、柱や梁、既存設備などを確認し、計画している工事が実際に施工できるかを見ていきます。
数センチの違いでも、建具や家具、設備の納まりに影響することがあります。
壁・天井・床だけでは決まりません
内装工事というと、壁を作ってクロスを張り、床を仕上げるイメージが強いかもしれません。
しかし実際には、その壁の中に電気配線が通ったり、天井裏に空調や換気の設備が入ったりします。
店舗によっては給排水設備も必要です。
そのため、
「壁をいつ作るか」
「配線や配管をいつ施工するか」
「天井をいつ閉じるか」
といった順番まで考える必要があります。
それぞれの業者が別々に作業するのではなく、次の作業を考えながら工事を進めることが重要です。
材料をどう搬入するかも確認
意外と重要なのが、材料の搬入です。
石膏ボードや床材、建具、設備機器など、店舗工事では多くの材料を使用します。
現場によっては入口が狭かったり、エレベーターを使用したり、搬入できる時間が決められていることもあります。
材料が現場に届いても、施工場所まで運べなければ工事は進みません。
そのため、工事前には施工方法だけでなく、搬入経路や材料を置く場所まで確認します。
工程は他の工事とのバランスで決める
店舗内装では、大工、内装、電気、設備、空調など、複数の工事が同時に進みます。
一つの工事が遅れると、その後の作業ができなくなることもあります。
例えば、壁を仕上げた後に「ここに配線が必要だった」と分かれば、せっかく施工した部分を再び開けなければならない場合もあります。
こうした手戻りをできるだけ減らすために、事前に工事内容と順番を整理しておくことが大切です。
工事前の段取りも内装工事の一部
完成した店舗を見ると、目に入るのは壁や床、天井、照明、家具などです。
しかし、その状態になるまでには、現場確認、寸法確認、材料手配、職人の手配、工程調整など多くの準備があります。
実際の店舗内装では、「きれいに作ること」と同じくらい「どうやって作るかを事前に考えること」も重要です。
当社では、さいたま市をはじめ埼玉県・東京都など関東エリアで、店舗・オフィスの新装・改装工事に対応しています。
現場の状況や工事内容を確認し、各工事の取り合いや工程まで考えながら、店舗づくりを進めています。


