
「カウンターの傷が目立ってきた」「店内の雰囲気に合わせて色を変えたい」
けれど、カウンターを丸ごと交換するとなると、費用や工事中の営業が気になるものです。
本体がしっかりしている場合は、既存のカウンターを活かし、表面を化粧シートで仕上げ直す方法があります。今回は、シートで改修できる状態と、施工前に確認したいポイントをご紹介します。
化粧シートで見た目を変える
化粧シートは、木目や石目、単色などの柄を選べる内装用の仕上げ材です。代表的な製品に、3Mの「ダイノック フィルム」などがあります。
カウンターの形を活かしながら、表面の色や柄を変更できます。受付やレジカウンター、収納扉など、周囲の内装と雰囲気をそろえたい場合にも検討できる方法です。
シートで直せるかは、本体の状態で判断します
表面の擦り傷や色あせが中心で、本体に大きな傷みがなければ、下地を整えてシートを施工できる場合があります。
一方、水分で板が膨れている、表面が剥がれている、カウンター自体がぐらつくといった状態では、先に補修や部材の交換が必要です。
シートは表面の仕上げ材なので、傷んだ本体を補強するものではありません。見た目だけで判断せず、下地の材質と状態を確認します。
仕上がりを左右するのは下地処理
シートを貼っても、下地の凹凸が残っていると、仕上がりに影響することがあります。
油分や汚れを取り除き、傷や欠けを補修し、表面を平滑に整えることが大切です。既存の塗装やシートとの相性も確認し、必要な下地処理を行います。
角や端部は手が触れやすいため、どこでシートを継ぐか、端をどう納めるかも施工前に検討します。
天板と側面では、使われ方が違います
カウンターの側面と、物を置いたり拭き掃除をしたりする天板では、求められる性能が異なります。
特に天板は、傷、摩擦、水分、熱などの影響を受けます。見た目だけで製品を決めず、使用場所に適したシリーズか、日常の使い方に対応できるかを確認します。
熱い物を直接置く場所や、常に水がかかる場所では、別の仕上げ材も含めて検討が必要です。
交換と貼り替えを比較して選びましょう
工事費や期間は、施工面積、形状、下地の傷み、使用するシートによって変わります。本体を残せても、補修に手間がかかる場合は、交換との比較が大切です。
ご相談の際は、カウンター全体と傷んだ部分の写真、おおよその寸法、普段の使い方をお知らせください。
若宮企画では、店舗・オフィスの内装改修を承っています。カウンターの傷や色の変更についても、既存の状態を確認し、補修・シート施工・交換の中から改修方法をご相談いただけます。


