
内装工事でよく使う材料のひとつが石膏ボードです。
壁や天井のクロスを剥がしたことがある方なら、下にあるボードを見たことがあるかもしれません。
見た目はどれも似ていますが、実際の現場では同じボードをどこにでも張っているわけではありません。
一般的な壁や天井でよく使うのは普通の石膏ボードです。厚さも何種類かあり、壁では12.5mm、天井では9.5mmなど、施工する場所や仕様によって使い分けます。
水まわりでは、少し違うボードを使うことがあります。
例えばトイレや洗面など、水や湿気の影響を受けやすい場所では耐水性を持たせたボードを使用することがあります。見た目だけでは分かりにくいですが、こうした材料の選び方も内装工事の一部です。
ほかにも、通常より強度や耐火性能を持たせた強化石膏ボードなどがあります。
店舗や事務所では、壁の仕様によってボードを二重に張ることもあります。防音を考える部屋では、ボードの枚数だけでなく、壁の中にグラスウールを入れたり、壁の作り方そのものを変えたりします。
また、壁に棚やテレビ、重量のあるものを取り付ける場合は、石膏ボードだけではなく、その裏側の下地も考えておかなければなりません。
完成してクロスを張ってしまえば、どの壁もほとんど同じように見えます。
でも工事中を見ると、場所によってボードの種類や厚さが違ったり、二重に張ってあったり、裏側に補強が入っていたりします。
普段は仕上がると見えなくなってしまう部分ですが、内装工事ではこうした材料を用途に合わせて使い分けながら壁や天井を作っています。


