
店舗や事務所の改修工事では、既存の広い空間を区切って、新しく部屋を作ることがあります。
完成すると普通の壁に見えますが、その中には壁を支えるための下地が組まれています。
今回は、店舗や事務所などでよく使われる間仕切り壁が、どのように作られているのかをご紹介します。
まずは壁の位置を決めます
最初に図面を確認しながら、床や天井に新しい壁を作る位置を出していきます。
この位置を基準にして壁を作るため、最初の墨出しは重要な作業です。
出入口がある場合は、ドアの位置や幅なども確認します。
LGSで壁の骨組みを作ります
位置が決まったら、LGSと呼ばれる軽量鉄骨で壁の下地を組んでいきます。
床と天井にランナーを取り付け、その間にスタッドを立てて壁の骨組みを作ります。
この段階ではまだ壁の中が見える状態なので、必要に応じて電気配線やコンセント、スイッチなどの位置も確認します。
店舗や事務所では、壁を作ることで照明やコンセントの配置が変わることも多いため、他の工事との取り合いを確認しながら進めます。
必要な場所には補強も入れます
壁に棚やモニター、設備などを取り付ける場合は、完成後のことを考えてあらかじめ下地を入れておくことがあります。
壁が完成してしまうと内部が見えなくなるため、何をどこに取り付けるのかを事前に確認しておくことが大切です。
また、部屋の用途によっては壁の中にグラスウールなどを入れ、防音性や断熱性を持たせることもあります。
ボードを張ると壁らしくなります
下地や壁内部の工事が終わったら、LGSの上に石膏ボードを張っていきます。
ここまで進むと、それまで骨組みだけだった場所が一気に部屋らしくなります。
その後、ボードの継ぎ目やビス部分をパテで処理し、クロスなどの仕上げを行えば間仕切り壁の完成です。
普段目にする壁も、実際にはこうしたいくつかの工程を経て作られています。
当社では店舗・事務所を中心に、間仕切り壁の新設やレイアウト変更などの内装工事を行っています。
今後も完成後には見えなくなってしまう部分も含め、実際の工事内容をご紹介していきます。


