
内装工事で最もよく使われる材料のひとつが「石膏ボード」です。
完成するとクロスや塗装などで隠れてしまうため、普段目にすることはほとんどありませんが、住宅だけでなく店舗やオフィスの壁・天井にも幅広く使われています。
石膏ボードにはいくつか種類があり、施工する場所や求められる性能によって使い分けています。
一般的な石膏ボード
一般的な壁や天井の下地として広く使われているのが、通常の石膏ボードです。
店舗やオフィスの間仕切り壁では、LGS(軽量鉄骨下地)を組み、その上に石膏ボードを張り、クロスや塗装などで仕上げる方法がよく使われます。
厚みにも種類があり、壁や天井、必要な性能などによって選定します。
水まわりで使われる耐水ボード
トイレや洗面など、水や湿気の影響を受けやすい場所では、耐水性を高めた石膏ボードを使用することがあります。
ただし「耐水」という名前でも、どこでも水に濡れてよいという意味ではありません。
使用する場所や仕上げ材によっては、ケイカル板など別の下地材を選ぶ場合もあります。
大切なのは、仕上げだけを見るのではなく、その場所の使用環境まで考えて下地材を選ぶことです。
防火性能が求められる場所
建物や施工場所によっては、防火性能を考慮したボードが必要になることもあります。
例えば強化石膏ボードなど、通常の石膏ボードとは異なる性能を持った製品があります。
店舗やオフィスでは、間仕切り壁だからすべて同じ仕様というわけではなく、建物の条件や壁に求められる性能を確認して材料を決めます。
厚みや張り方も重要
石膏ボードは種類だけでなく、厚みや張る枚数によっても壁の性能が変わります。
壁の両側に1枚ずつ張る場合もあれば、必要な性能に応じて二重に張る場合もあります。
また、防音を考える場合にはボードだけでなく、壁の中にグラスウールなどを入れることもあります。
つまり、完成後は同じような壁に見えても、中の構造は用途によって違います。
仕上げに合わせた下地選び
クロス、塗装、化粧パネル、タイルなど、壁の仕上げ方法によっても適した下地は変わります。
特に店舗や事務所の改修では、既存の壁を利用するのか、新しく間仕切りを作るのかによって施工方法も変わります。
若宮企画では、店舗・オフィス・住宅などの内装工事で、仕上げだけでなくLGSや石膏ボードなどの下地工事から施工しています。
完成すると見えなくなる部分ですが、内装を長く使うためには下地の材料選びや施工方法も重要です。
改修工事や間仕切りの新設など、現場の用途や状況に合わせた施工方法をご提案しています。


