
内装工事では、完成した後には見えなくなる「壁の下地」が重要になることがあります。
特に、壁に棚やテレビ、手すりなどを取り付ける場合は、石膏ボードだけでは十分に固定できないことがあり、あらかじめ壁の中に下地補強を入れておくことがあります。
今回は、内装工事で下地補強が必要になる代表的な場所をご紹介します。
壁の下地補強とは
店舗やオフィス、住宅などの間仕切り壁では、LGSや木材で下地を組み、その上に石膏ボードを張って仕上げる方法が多く使われています。
通常の壁として使用するだけなら問題ありませんが、完成後に重量のあるものを取り付ける場合には注意が必要です。
そこで、取り付けるものの位置に合わせて、壁の中に合板などを入れて補強しておく方法があります。
棚や壁掛けテレビ
壁掛けテレビや収納棚などは、重量があるため下地補強が必要になる代表的なものです。
特に壁掛けテレビの場合、テレビ本体だけでなく取付金具にも荷重がかかります。
新しく壁をつくる場合は、あらかじめテレビや棚の位置を決めておけば、壁を仕上げる前に必要な範囲へ補強を入れることができます。
手すりを取り付ける場所
廊下やトイレなどに取り付ける手すりも、しっかり固定する必要があります。
人が体重をかけることを想定するため、単純に石膏ボードへ固定するのではなく、壁の構造や下地の位置を確認して施工します。
将来的に手すりを設置する予定が分かっている場合には、新築や改修の段階で下地を準備しておくと後の工事がしやすくなります。
店舗やオフィスでも使われます
店舗では商品棚、ディスプレイ、サイン、モニターなどを壁へ取り付けることがあります。
オフィスでも大型モニター、ホワイトボード、収納など、壁に固定するものは意外と多くあります。
こうした設備の位置が事前に決まっていれば、間仕切り工事と一緒に下地補強を施工できます。
完成してからでは分からなくなる部分
下地補強は壁の中に隠れてしまうため、完成すると外からはほとんど分かりません。
そのため改修工事では、既存の壁に補強が入っているか確認できない場合もあります。
重量物を取り付ける場合には、既存下地の位置や壁の構造を確認し、必要に応じて補強方法を検討します。
仕上げる前の打ち合わせが大切です
下地補強で重要なのは、壁をつくる前に「完成後、この壁に何を取り付けるのか」を確認しておくことです。
後から壁を開けて補強することもできますが、仕上げ前に施工しておいた方が工事を増やさずに済みます。
若宮企画では、店舗・オフィス・住宅の内装工事で、LGSや石膏ボードなどの下地工事から仕上げまで対応しています。
棚やモニター、手すりなどの取り付けを予定している場合も、使用方法を確認しながら必要な下地や施工方法をご提案しています。


